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【参加レポ】ブロモ山&イジェン火山 現地ツアー3日目【インドネシア旅行記5】

※記事内にプロモーションを含む場合があります。

朝日を浴びるカルデラ湖

本記事ではブロモ山とイジェン火山を巡るツアーの3日目の経過について紹介します。

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イジェン火山に行った3日目

いよいよ2泊3日のツアーの最終日です。メインイベントはイジェン火口湖でトレッキングです。ブルーファイアを見ることが目的でした。この日も朝早く(というか深夜)に出発してトレッキングを終えたのが6時半。その後バスに乗ってデンパサールのバスターミナルまで行ったところでツアーを終えました。

タイムスケジュール

時間行程
3日目 1:00宿出発【センポル村】
(バス移動)
2:00イジェン】の登山口到着
ガイドに連れられトレッキング開始
4:30湖(一番奥?)まで到達
6:30登山口帰着
(バス移動)
9:30一旦解散
デンパサール行のバスに乗り換える
(バス・フェリー移動)
15:10
(バリ時間)
【デンパサール】到着

深夜にイジェンへ出発

午前0時半に起きました。2時間睡眠でつらいところですが、ブルーファイアを見るためには仕方がないです。私の他にもけっこうツアー参加者がいました。

イジェン火口湖へは登山口までバスで行き、そこからトレッキングをしました。ツアーにはガイドが付いており、ガイドとはぐれないよう注意しました。トレッキングと言っても頂上まで道がかなり整備されていたのでとても歩きやすかったです。灯りが何もないのでヘッドライトが重宝しました。

また写真には残せませんでしたが星がとてもきれいに見えました。星空を眺めながらのトレッキングはこれだけでいい経験でした。

ただし、気温が低いうえにかなり風が強いです。頂上に近づくほど遮るものがなくなり風がきつくなります。防寒対策は必須です。アウトドア用のウィンドジャケットがあるといいと思います。

いざガスマスク着用

「有毒ガス注意」※日が昇ってから撮影

頂上まで着くと「有毒ガス注意」の看板があり、火口湖の畔まで降りる道が続いていました。硫黄の臭いが立ち込めています。この先からガスマスクを着用しました。ガスマスクはレンタルすることも可能ですが、質が悪いせいか効果が薄いとのうわさがあったので日本から持参しました。

関連記事 準備したガスマスクについて

険しい道で渋滞

ガスマスクをする観光客とガスマスクをしない労働者

道は普通の登山道のように狭く足場が悪かったです。ブルーファイアを見たい人たちで渋滞ができていました。観光客の間を縫うように労働者が硫黄を背負って道を行きかっていました。彼らはガスマスクをしておらず健康面がちょっと心配です。

湖に近づくごとにガスの濃度が高くなってきました。確かにこれではブルーファイアを見ようと思ったらガスマスク必携です。私は何とも苦しくありませんでしたが、レンタルのガスマスクを着用していた人は苦しそうに咳き込んだりしていたので、やっぱり持参した方が安心なのかなと思いました。今後このガスマスクを使うかどうかは微妙ですが。

湖の畔、ガスで視界が悪い

 

なんとか湖の畔までたどり着くと周囲からガスが勢いよく上がっていました。ここでブルーファイアが見れるようですが……..今回はなんと見れませんでした(涙)。三脚まで用意したのに残念です。

行けば必ず見れるのかと思っていましたが、必ずしも毎回見れるものではないようです。念のため持って行ったゴーグルを使わずに湖の畔まで行けたので、もしかしたら今回はガスの噴出量が少なくてブルーファイアが見えなかったのかもしれません。分かりませんが。

ブルーファイアは見れなかったが

ブルーファイアをあきらめて頂上への道を引き返すうちに夜が明けてきました。靄がかった湖が日光に照らされて幻想的な姿を現しました。湖へ降りるときは暗くて何も分かりませんでしたがスケールの大きさと鮮やかな青に感動しました。

頂上でしばらく湖を見たあと下山し6時半ころ登山口に戻りました。

ブルーファイアは見れませんでしたが、これはこれとしてイジェンはとてもよかったです。

一旦解散後デンパサールへ

イジェンをバスで後にしてクタパン港(バリ島行フェリーターミナル)の近くまで行きました。ここで一旦解散となりました。スラバヤへ行く人、ジョグジャカルタへ戻る人、私のようにバリ島まで行く人、それぞれの行き先のバスに振り分けられました。

ジャワ島からバリ島へはフェリーで渡ります。バスごとフェリーに乗り込んでから下車してフェリーからの眺めを楽しみました。

デンパサールに着くまではツアーの疲労でずっと寝ていました。デンパサールのバスターミナルに着いたのは現地時間15時10分です。

ジャワ島とバリ島では1時間の時差があります(バリ島のほうが1時間進んでいる)。時計を合わせるのを忘れないようにしましょう。

ツアー総評

バスでの移動時間が長い上に毎朝早起きというタフなツアーでした。ただ、しんどかった分思い出に残りました。ブロモもイジェンもスケールが大きく、日本だったらここまで近づけないようなところまで行って自然の迫力を間近に感じることができました。ジョグジャカルタからバリへの移動も兼ねていたことからコストパフォーマンスもよかったです。

ブルーファイアが見れなかったのが心残りですが全体としては満足のいくものでした。

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