インドネシアのイジェン火口湖でブルーファイアを見るためにガスマスクをAmazonで取り寄せました。
ブルーファイアを見るにはイジェン火口湖の火山ガスが充満したところまで行く必要があります。ブルーファイアを見るツアーにはガスマスクのレンタルも含まれているのが通常のようですが、レンタルのガスマスクだと質が悪くて苦しかったというような情報がネット上でちらほらあったので、念のため日本から持っていくことにしました。
どんなガスマスクがいいのか?
ガスマスクなんて使ったことのない初心者の私には何を買えばいいのか分からなかったので一から調べたところ、次のことが分かりました。
- ガスマスク本体にガスを吸収する缶を取り付けて利用する。
- ガスに対応した吸収缶を選ばなければならない。
- 火山ガスには亜硫酸ガスや硫化水素用の吸収缶で対応できる。
買ってみたガスマスク
いろいろ探した結果、私が買ってみたガスマスクと吸収缶はこちらです。
一応メーカーの商品紹介ページでも情報を確認しました。
重松製作所という会社は産業用防毒マスクの大手メーカーのようです。
マスク本体の価格の相場観はいまいちよくわかりませんが、イジェンにガスマスクを持って行った方のブログで3,000円くらいのものを用意したという情報があったので、同じくらいの価格帯のものを探しました。
また、ガスで目も痛くなるので水泳用のゴーグルを持って行って使ったという方もいたようなので、ガスマスクを注文するついでにゴーグルも買ってみました。
現地で使ってみて
実際に現地で使ってみたところ、普通に呼吸ができました。レンタルのガスマスクは、人によってはマスクと顔の間に隙間ができるらしく、苦しそうに咳き込んでいる人がいました。
私の持参したガスマスクは顔と密着していたので、ガスの苦しさは感じませんでした(もちろんマスクをしているという息苦しさ自体はあります)。やはり日本から持ってきたガスマスクの方がものがいいようです。
念のため持って行ったゴーグルは結局使いませんでした。日によってガスの量が異なるのでしょうか、私の行ったときには目が痛くなるようなことにはなりませんでした。
結局、ガスマスクは持って行った方がいいのか?
3,000円程度のガスマスクで比較的快適にイジェンを見ることができました。
他にガスマスクを使う機会がない場合には一回のために3,000円はちょっと悩ましいかと思いますし、必ずないと無理だというわけではありません。しかし、当日の火山ガスの量がどの程度かは分かりませんし、万全のコンディションでブルーファイアを見たい!という人や、海外だし自分の体調を考慮するとやっぱり火山ガスが心配…という人であればガスマスクは持って行った方がいいのかなと思います。
ただ、結局は自己責任なのでガスマスクを持っていく必要があるか各自がよく検討し、持っていく場合には火山ガスに適したガスマスクを用意するよう十分に注意してください。
以上、イジェンのブルーファイアを見るためガスマスクを買ってみたでした。