マレーシアのATMからキャッシングで現地通貨リンギット（RM）を引き出してみましたので、手順を写真付きで紹介します。海外キャッシングは両替よりも安く現地通貨が手に入ります。
利用するATMによって操作方法が異なる場合がありますが、基本的な部分は一緒なので参考にしていただければと思います。
利用したATM
今回はクアラルンプール国際空港の国際線到着ホールにあるATMを利用しました。
右の青い看板の方のATMです。大きく「VISA」のマークがあるので、VISAブランドのクレジットカードを使うことができます。
ちなみに設置場所はこちら。
言語の選択
ATMにクレジットカードを入れると、最初に言語の選択画面が表示されます。英語、マレー語、中国語とありますが、私は英語しかわからないので「ENGLISH」を選択しました。
注意事項の確認
不審物がATMの周りにあったらカードを入れないでください、といった注意事項が書かれています。ATMによってはこの画面は表示されません。「PROCEED（続ける）」を押して次に進みます。
暗証番号の入力
暗証番号（PIN）を入力して「ENTER」を押してくださいとあります。
PINとはPersonal Identification Number の略です。
クレジットカードの4ケタの暗証番号を入力します。
取引の選択
取引（TRANSACTION）を選択してくださいとあります。
キャッシングの場合は「CASH WITHDRAWAL」を選択します。
取引画面でよく表示される選択肢の意味は次のとおりです。
- WITHDRAWAL＝引出し
- BALANCE＝残高照会
- TRANSFER＝振り込み
手数料の確認
続いて、引き出しにかかる手数料について表示されました。ATMによってはこの画面は表示されません。
VISAの場合は、母国の銀行に実際に支払われる額とあります。おそらくカード会社が規定している手数料がかかるということでしょう。
※私は今回エポスカードを利用したので、216円手数料がかかりました。
関連記事 エポスカードについて
確認後、「YES」を押し次に進みます。
口座の選択
口座（ACCOUNT）を選択してくださいとあります。
クレジットカードのキャッシングは「CREDIT CARD」を選択します。
口座画面でよく表示される選択肢の意味は次のとおりです。
- SAVINGS＝預金
- CURRENT=当座預金
※「CHECKING」となっている場合もあります。 - CREDIT CARD＝クレジットカード
※「CASH IN ADVANCE」 や 「MASTER/VISA（カードブランド名）」となっている場合もあります。
金額の入力
金額を入力してくださいとあります。たいていの場合は100や200、500など決まった額の中から選択するようになっています。
引き出したい額を入力したら「YES」を押します。
さいごに
これでようやく現金が出てきます。明細票が必要か聞かれることがありますが、いくら引き出したか確認できるようにもらっておくとよいでしょう。また、カードの取り忘れには注意してください。
なお、前述のとおり利用するATMによって操作方法が異なる場合がありますので、実際に利用する際には表示画面をよく読んで操作を行ってください。
以上、マレーシアのATMを例にしたキャッシングのための操作方法でした。
