エクスペディアで予約した航空券の名前を変更（訂正）するには？

今回は私のやらかしたトラブル事例を紹介します。

エクスペディアでタイ国際航空の航空券を予約したときに搭乗者の名前を間違えて申請してしまいました。

そこでタイトルどおりの問題に直面し、エクスペディアに問い合わせましたが、結論から言うと名前を訂正できるかどうかは予約した航空会社次第です。

そして、今回私の予約したタイ国際航空の航空券は名前の訂正ができないケースでした。結局、元々の航空券を一旦キャンセルして同じ便の航空券を買い直すはめになりました。この手配で2万5,000円費用がかかりました。

航空券の名前のスペルを間違えると…

海外航空券を予約する際にはパスポートの記載どおりの名前で申請する必要があるのは皆さんご存知かと思います。一字でもスペルが違えば当日その航空券では飛行機に乗ることができません。なので予約するときには細心の注意を払って名前のスペルを入力しています。

今回は一緒に旅行に行く友人の分もまとめてエクスペディアでタイ国際航空の航空券を予約しました（一人7万4,000円）。もちろん何度も確認したうえで名前を入力して予約を完了させました。ところが、友人から聞いていた名前のスペルがそもそも間違っていました。このままでは友人と一緒に旅行がいけなくなってしまいます。

エクスペディア（旅行会社）への問い合わせ

折り返し電話の登録

しかたがないのでエクスペディアのカスタマーサービスに電話することにしました。

自動音声の案内に従って予約の変更を問合せましたが、台風の影響で窓口が大変混みあってるとのことだったので、折り返しの電話を登録しました。なお、旅程番号が必要になります。この登録によって私の番まで回ってきたらエクスペディアの方から電話してきてくれるようです。

ただし、現在8時間待ちと言われてしまいました。エクスペディアのカスタマーサービスは全然つながらないという噂は聞いていましたが、衝撃の待ち時間です。

念のためタイ国際航空にも問い合わせてみた

連絡が来るまでかなり時間があるので、もしかしたら手っ取り早く話が付くのではないかと思いタイ国際航空のコールセンターにも電話してみました。

自動音声の案内に従って予約の変更を問合せたところ、8分ほどでオペレーターにつながりました。

経緯を話すと、エクスペディアで予約した航空券については直接エクスペディアに問い合わせてくださいと言われました。淡い期待はすぐに打ち砕かれました。

エクスペディアから折り返しの電話

言われたとおり大体8時間後くらいにエクスペディアから電話がきました。ＩＰ電話らしくレスポンスに遅延があり聞き取りづらかったです。

聞き取った内容は次のとおりです。

名前の訂正の可否について

• 名前を訂正できるかどうかは航空会社によって異なる。
• 今回予約のあったタイ国際航空の航空券は名前の訂正ができない。
• 正しい名前の航空券を入手するには、一旦その人の航空券をキャンセルしたうえで改めて航空券を予約し直すことになる。

予約し直す場合について

• 仮に今回の航空券をキャンセルする場合、キャンセル料は2万円かかる。キャンセル料を差し引いた額5万4,000円を後日返金する。
• 同じ便の航空券の価格は現在7万9,000円
• 希望であればこの電話で航空券のキャンセルから買い直しまで行える。

これを聞いて私は航空券のキャンセルと取り直しをお願いしました。キャンセルする旅行者と支払いに使うクレジットカードの情報を伝えました。航空券を取り直す際には、旧航空券と座席が同じになるようリクエストしてもらいました。

今回の手配によって、名前を間違っていた友人が元々の旅程から切り離されて新たに単独の旅程ができました。元々の旅程では航空券と一緒にホテルも予約していましたが、旅程が切り離されたのは航空券の部分だけでホテルの予約はそのままでした。

手配してもらった内容はすぐにエクスペディアの予約管理ページから確認できました。

エクスペディアのカスタマーサービスについて

待ち時間の長さとＩＰ電話ゆえの聞き取りづらさは正直マイナスでしたが、ネット上の評判に反してオペレーターの方の対応は好印象でした。こちらの聞きたいことに端的に答えてくれましたし、航空券のキャンセルから予約までスムーズに行ってくれました。

ちなみに：直接タイ国際航空から予約していたら？

今回はエクスペディアからタイ国際航空の航空券を予約しましたが、直接タイ国際航空から予約していた場合には名前の変更についての扱いが異なります。

タイ国際航空の公式サイトには変更についての規定が明記されています。名前の変更は手数料3,240円で行ってもらえるようです。

エクスペディアを介した予約の場合と比べて安い手数料で変更ができます。

航空会社にもよりますが、旅行会社を挟まないで予約するとこのような融通のよさがメリットになることもあるようです。

さいごに

結局かかったお金は2万5,000円でした（キャンセル料＋新航空券と旧航空券との差額）。全額戻らないことも覚悟していたので、この程度で済んで御の字でした。もっとも、手痛い出費であることには変わりません。

航空券の名前を間違えると余計な出費がかかるだけでなく、本記事のように非常に面倒なことになります。皆さんも予約の際には十分に注意してください。

なお、当然ながら予約した旅行会社や航空会社、航空券の種類、訂正するタイミングなどによってかかる費用は異なります。

以上、私のやらかしたトラブル事例でした。